オメガ・レゾンの人工知能について【はじめに】

オメガ・レゾンは人間協働型の人工知能の開発を目指しており、人工知能における処理の透明性を重視しています。人間が人工知能を安心して使うためには、人工知能内でどのように処理が進み、どのような知識が蓄積されているのかを適宜、モニターできることが重要であると考えます。このことは人工知能が出す結果の妥当性を確認する上でも重要です。ディープ・ラーニング等、ニューラル・ネットワークを使用した人工知能においては、どのような過程を経て結果が導き出されたのかを人間が理解することは困難であるという意見が多く聞かれます。

このような問題点に対し、オメガ・レゾンの人工知能の処理内容および構築していく知識体系は人間が理解できる形でモニターすることが可能です。概念を単語、数値および記号の組合せで表現し、主語、主語の修飾、述語、述語の修飾(5W1H)、数値列、記号列に識別したものをパターンとして記録ユニットに記録していきます。概念の記録と概念遷移に関する情報の記録を機能的に分離しており、人間が思考遷移させるように概念および処理を遷移させることが可能です。各記録ユニットに記録するパターンは人間の思考(概念)に対応したものであり、人間の思考遷移に準じた形で、人工知能の処理も進行していくため、人間にとって理解し易いものとなっています。

記録ユニットに格納した処理プログラムにより様々な処理を行うことも可能です。記録ユニットを遷移させていくことにより、人間の思考遷移のように、情報を検索・抽出し、抽出した情報を使って処理を実施し、処理により生成した新しい情報(知識)を連想記憶的に記録し、自律的に知識を拡大していくことができます。また、構築した知識を使った高度な会話、問題解決等の処理を行うことも可能となります。

オメガ・レゾンは自社で人工知能を開発するとともに、開発した人工知能技術のライセンス販売を行っています。ご興味のある企業様は是非、ご連絡ください。