入力する知識として規則や道徳に相当する文をテキスト入力し、コアの知識として位置づけます。この位置づけは入力情報を記録する際の付帯情報として規則や道徳の識別を付与しておくことにより容易に実施できます。規則や道徳に対応した情報(文)はパターンに変換されて規則や道徳に対応するコア知識として知識体系に組み込まれます。
質問や関連文を入力すると知識体系を使って回答生成や知識との整合性を評価することができます。図では入力した規則や道徳に関連する文を入力し各文がコア知識と整合しているか否かを評価しています。規則や道徳に対応する情報をテキスト入力しコア知識として設定することにより、以降に入力する情報はコア知識と整合性を評価することができるので、規則や道徳に反する情報は適宜、排除することが可能となります。