構築した知識体系を使って質問に回答することができます。また、入力した情報が構築した知識と整合しているか否かを評価することも可能です。入力した情報を構文分析し、文要素(主語、主語の修飾、述語、述語の修飾(5W1H)、記号列、数値列)に識別します。さらに、文要素毎に入力情報と既に記録している知識との整合性や関係性を評価していきます。道徳や規則に対応する知識をコア知識として設定しておくと、後から入力された情報はコア知識と整合性を評価し、コア知識に反する情報を識別することができます。このことを利用すると規則、道徳に反した情報を人工知能の知識体系に組み込まず排除し、人工知能が構築していく知識体系の健全性を維持していくことができます。