知識として処世訓「菜根譚」を入力した例について示しています。
「論語」が道徳の名言集、「孫子」が兵法の知恵、「菜根譚」は処世訓の傑作であると言われています。ここでは「菜根譚」の冒頭の箇所（口語）を知識という位置づけで入力しています。先の例と同じく情報（文）はパターンに変換されて記録されるとともに処世訓として識別されたコア知識として知識体系に組み込まれます。本文では多くの係り受けや複文が使用されていますが、オメガ・レゾン人工知能は対応することが可能です。係り受けや複文の識別は品詞列や単語列のタイプを識別することにより実施しています。入力する文に対応するタイプが存在しない場合は識別できませんが、識別できなかったタイプが何かを検出し、該当のタイプを容易に追加できる柔軟なシステムとなっています。つまり未知のタイプに対しても即時に学習できるシステムとなっています。
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質問や関連文を入力すると知識体系を使って回答生成や知識との整合性を評価しています。図では入力した処世訓に質問や関連する文を入力し回答させたり、入力した関連文がコア知識（処世訓）と整合しているか否かを評価しています。
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